尽くし過ぎるとうまくいかない

「私なんか」

「私かダメだったから」

この言葉が口ぐせの人がいました。最初から、自分はかわいくもないし、とりえがあるわけでもないから自信がない、とずっと言っていたのです。

悲しいかな、彼女は、その口ぐせのせいでネガティブオーラをまとっているように私には感じられました。

つき合う相手は、彼女を軽視する男性ばかり。それでも「私なんかとつき合ってくれているんだから」と尽くし続け、別れるとさらに「私かもっとがんばらなかったから……」とネガティブオーラを背負いこむ。そして、また近寄ってくるのは、女性を軽視する同しような男性……。

こうして、同じ悲劇をくり返していたのです。

あなたは、自分と交際する男性のことを大切にする自信がありますか?

おそらく大部分の人が「自信がある」、もしくは、「自信はないけれど、大切にしたいと思っている」と考えたと思います。

女性は愛する対象に対して、自然と精一杯の愛情を注ぐようにできているのです。

でも、実はこの「尽くす愛」には、少しやっかいなところがあります。

それは、大好きな彼のことを想うあまり、自分を犠牲にしてまで、相手に尽くしてしまうときがあることです。

男性は、努力せずとも自分の思い通りになる、自分のワガママをなんでも聞いてくれる女性のことを、遅かれ早かれ、大切には扱わなくなります。そして、人によっては、その扱いが暴力になっていくこともあるのです。

ここでの暴力は、体に対するもののみならず、精神的な暴力も含みます。

ひどいことを言ってあなたを傷つけることや、あなたのことをまったく考慮しない急な予定変更や呼びだし、また、思い通りにならないと毎回機嫌を損ねることなども、立派な精神的暴力です。

あなたが心を痛めることがあるなら、それは彼に傷つけられているにもかかわらず、自分を犠牲にして彼に尽くしている証拠です。

悲しいことに、こんなふうに自分を犠牲にしてでも男性に尽くそうとすればするほど、あなたは大切にされなくなります。

では、男性が大切にするのはどんな女性かというと、自分自身を愛し、大切にしている女性です。

自分を大切にしている女性は、その自信や魅力が全面に押しだされ、ポジティブオーラを発していますから、そばにいる男性も明るく楽しい気分になり、さらには「守ってあげたいな」と思えるのです。

「でも、私は自分のことも大切にしています」という大は、ちょっと自分の日常をふり返ってみてください。

楽しくなくても、人の目を気にしてつくり笑い。断れなくて、予定がある日も残業を頼まれてしまう……。これらは、自分を大切にしていない証拠です。

あなたの大切な人には、このようなことはできないはずだからです。

おいしいごはん、温かいお風呂、上質な洋服でもてなそうと思いますよね?ですから、まずは、大切な人にするように、自分自身にもやさしくしてあげましょ

それが彼から愛される女性になる第一歩です。